アリストテレスのエネルゲイアとデュナミスが良く解りません。エネルゲイアとデュナミスとは具体的に、どういったこと何でしょうか?
デュナミスは可能態、エネルゲイアは現実態と日本語では訳されています。デュナミスがまだ完成の途上にある生成状態のものを指すのに対して、エネルゲイアは現実に存在するもの、そして生成の終局にあたる完成された状態を指します。具体的には、卵と鶏を例にとると、卵がデュナミス、鶏がエネルゲイア。あるいは、チューリップの球根がデュナミス、咲いた状態がエネルゲイア、となります。
No comments:
Post a Comment