アリストテレスの目的因(因果論)について教えてください。
アリストテレスが自然学の説明原理にしたものです。
個体としての動物の器官が「なんのためにあるのか」
に注目し、潜在的な可能性(デュナミス)が完全に
目的を実現した状態(エンテレケイア、エネルゲイア)を
認めた。そして「自然は何物をも無駄に作らず、いつも動物の各類の
本質について可能な限り最良のものを作る」そしてこの目的因は
個体の段階にとどまらず全自然に及ぶ、と考えた。アリストテレスは
この発見を自慢して、このことに無知であった「自然哲学者」を非難した。
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